QLOCK UP TIMESクロックアップタイムズ

2023年7月号【2023年7月1日(土)発行】

vol.01

Qlock Up Timesとは

株式会社クロックアップ(青森市)が取り組んでいる事業や地域での取組に加え、青森の魅力を発信することで、地域との繋がりを強化し、地域に根付いた持続可能なまちづくりを目指していくことを発信する新聞です。

What is Qlock Up Times?

"This newspaper aims to promote the efforts and initiatives of Clock Up Co., Ltd. (located in Aomori City) in business and local community engagement, as well as to showcase the attractions of Aomori. By doing so, we seek to strengthen connections with the local community and promote sustainable community development rooted in the region."

いつの間にかclock(時計)があっという間にup(過ぎている)
社名のQlock Upにはそんな思いが込められています

吉田 宏基
うぐいす
PENT HOUSE
さいごの店長

秋田瑞恵

青森市古川(昭和通り)のビルの階段を登りきった先にある隠れ家のようなお店PENT HOUSE(ペントハウス)。最後の店長の秋田です。2012年11月にオープンしたPENT HOUSEは、2023年5月で閉店し、約10年の歴史に幕を閉じました。

10年分の感謝を込めて

誕生日のお祝い、職場の飲み会、ママ友とランチ、音楽イベント、ハロウィン、などなど。利用されたシチュエーションは多種多様でした。これまで長きに渡りたくさん足を運んでいただいたお客様には感謝しかありません。誠にありがとうございました。

PENT HOUSEらしさ

よく分からない入口、長い長い階段の先にある綺麗な水色の玄関扉、本当に押していいのか?と不安になるインターホン、靴を脱いで入る店内、想像以上に広い店内、突然現れる卓球台、ギラギラのミラーボール、ぶらぶら揺れるハンモック、不揃いだけどなんだかお洒落な家具、カラフルなクッション、青い絨毯、かっこいいDJブース、ちょっとエッチなものも混ざった本棚、お洒落なトイレ、楽しい笑い声、いい音楽、美味しい料理、目の前での料理パフォーマンス、お酒、フレッシュミントのモヒート、飛んでくるピンポン玉、崩れるジェンガ、飛び上がる黒ひげ危機一髪、楽しい悲鳴♫家族や友人とおいしい食事やワインを共に楽しむ時間は、至福の時間といえます。

Qlock Upを感じさせる店

いつの間にか時間が過ぎていて「もうこんな時間」、知らない人同士がいつの間にか仲良くなっていて「次の店どこ行く、、、」。そしてお店で出会った方が仲良くなって再来店してくれる。PENT HOUSEはそんなお店でした。10年という時間をかけて、このPENT HOUSEという空間がたくさんのお客様に愛されていたと私は思っています。

産食率とは、提供する食事や販売している商品のうち、地元産の食材をどの程度取り入れているかを示す指標です。5月から始めて今はまだ低いですが、これから少しずつ上げていくので、応援よろしくお願いします。

※算出方法
【飲食店】消費額(県産品)÷消費額(全食材)
【小 売】売上げた分の仕入額(県産品)÷売り上げた分の仕入額(全商品)

中村 公一
Qlockup
代表取締役社長
中村 公一

安潟みなとまつり音楽祭
〜音楽の力で青森を元気に〜

UGUISU
出演アーティスト(五十音順)

毎年、青森商工会議所青年部の主催でベイエリアが賑わう「青森安潟みなとまつり」は、1990年より33年の長きにわたって青森市民に愛されている祭りです。ダンスやライブなどのステージパフォーマンスの他、青森の素材を盛り込んだ飲食ブースやビアホールなど、会場は大いに賑わい、打ち上げ花火が青森の夏の夜空を彩ります。コロナによる中止期間を経て昨年3年ぶりに復活し、今年は7/21(金)〜23(日)まで開催することとなり、最終日には「青森安潟みなとまつり音楽祭」と題し、音楽の力で青森を元気にすることをコンセプトにした小さな音楽フェスを開催することになりました。私も青年部の一員として春から準備を進めています。県内の方には、青森での音楽文化の格差をなくし、地元出身アーティストの活躍を通じて音楽的なコンプレックスを解消し、シビックプライドを育みたいです。また県外の方には、この音楽祭をきっかけに青森を訪れる人々に青森を好きになってほしい。そしてリモートワークの普及により、自然に囲まれた地域で働くことが現実的になり、自分が求める環境は実は青森にあると気付くきっかけになれば嬉しいです。まだまだ小さな思いの炎ですが、回を重ねる毎にたくさんの人を巻き込んで大きな炎にしていきたいと信念を持っています。どうぞ応援よろしくお願いします。

古川 翔也
うぐいす
うぐいす
古川 翔也

美しい抹茶モンブラン

UGUISU
UGUISUでのワークショップの様子

UGUISU(青森市新町)の佐々木です。6月は梅雨の季節で暗い気分になりがちですよね。そんなときはUGUISUで先月デビューした抹茶モンブランを食べてまったりしませんか?抹茶モンブランは、和風スイーツの代表格として、日本国内だけでなく海外でも人気が高まっています。モンブランというと、一般的には栗の甘露煮を使った洋風の菓子ですが、抹茶モンブランは、日本独自の抹茶の味わいを生かした和風の菓子です。抹茶の香りが豊かで、写真からも伝わってきそうな滑らかなクリームとふわふわのスポンジが絶妙にマッチした、抹茶好きにはたまらないスイーツです。まず、目を引くのが美しい見た目です。細さ1ミリの濃厚な抹茶クリームがたっぷりと絞られ、見た目だけでも食欲がそそられます。一口食べると、濃厚な抹茶の香りが口いっぱいに広がります。そして、クリームは滑らかで、口の中でとろけるような食感が楽しめます。スポンジはしっとりとしていて、モンブランの重さを感じさせない軽さがあります。この抹茶モンブランは甘すぎないのが特徴的で、抹茶の風味が濃いため口いっぱいが茶畑のようです(笑)。友人と食べるも良し、夫婦で食べるも良しの季節限定商品です!抹茶好きにはぜひとも食べてほしい一品。ぜひUGUISUで抹茶の香りに包まれてみてください。

nickel
nickel
二ケル
金田 理一郎

ベルギービールで乾杯しませんか

nickel
瓶の見た目もイケてるベルギービール

「QLOCK UP TIMESを見たよ」という方がお店に来ていただいてとても嬉しいです!また、似顔絵のイラストも好評をいただいております^^ さてさて、今月はベルギービールを紹介しますね。日本ではキンキンに冷えたビールが好まれますが、ベルギービールの適温は3〜8℃で、暗く湿気のない場所で保存します。注ぎ方にもポイントがあります。ピルスナータイプのビールの場合は、濡らしておいたグラスをわずかに傾け、ビール瓶をグラスに付けることなくゆっくりと注ぎ、少しずつグラスを立てていきます。細かい泡の部分が指2本分になったら、グラスの縁より上に盛り上がった泡をナイフなどでカットします。一番大事なことは、中身を最後まで全部注ぎきらないということです。なぜなら、瓶内発酵させたものは、澱(おり)が残っているからです。パッケージデザインもヨーロッパを感じさせますし、茶色の瓶や白い陶器のような瓶など、瓶ビールの見た目もイケてますよね。そうそう、お店の前にベルギービールをディスプレイしてみました。なんかここだけベルギーの風を感じました。「こんなビールが飲みたーい」「オススメのビールを教えて〜」などなど、ベルギービールについて気軽に店主にお尋ねくださいね〜

コースメニューの前菜盛り合わせ(一例)
コースメニューの前菜盛り合わせ(一例)

OCEAN’S DINER
OCEAN’S DINER
オーシャンズダイナー
工藤 華凜

ねぶたを観ながら「ねぶたのコーラ」

OCEAN’S DINER
自家製クラフトコーラシロップ「ねぶたのコーラ」

「青森ねぶた祭」まであと1ヶ月ですね!今月ご紹介するのは「青森ねぶた」を感じさせる和紙ラベルの自家製クラフトコーラシロップです。このシロップは、少しでも罪悪感を少なくして体に良いものをという思いで甘さにはきび砂糖を使い、スパイスはカルダモンやグローブ、シナモン等を贅沢に使用していて、1本で約4〜5杯分、炭酸やお湯で割ってお楽しみいただけます。当店ではシロップを炭酸で割った「ねぶたのコーラ」を店内またはテイクアウトでご提供しております。浴衣を着てねぶたのコーラを飲みながらねぶたを観るのも粋ですね!もちろん当店のハンバーガーとの相性も抜群ですよ。シロップから「ねぶたのコーラ」を作るときはシロップと炭酸水を1対3の割合にして、かき混ぜて一口飲んでからお好みで調整してください。「ねぶたのコーラ」はTHE AOMORI MARKETやUGUISUで販売しているほかネットショップでもお買い求めいただけます。「青森ねぶた祭」の会期は8月2日〜7日です。

シロップ売上の一部があおもり駅前ビーチの清掃活動に使われています。
シロップ売上の一部があおもり駅前ビーチの清掃活動に使われています
QR code
青森ねぶた祭オフィシャルサイトから引用
https://www.nebuta.jp/
QR code
ねぶたのコーラネットショップ
https://00m.in/nzvxC

COFFEEMAN good
COFFEEMAN good
コーヒーマングッド
橋本 有里

コーヒーと私

COFFEEMAN good
お店の前でコーヒー豆とパチリ

COFFEEMAN goodのスタッフ(店主の妻)、橋本有里です!ここで突然ですが、私の身の上話を…店主は青森県出身、私は神奈川県出身です。2017年7月末に店主のUターンをきっかけに移住してきました。主人と主人の家族以外ほとんど知っている方がいない状態から青森生活が始まりました。当初、お店は店主ひとりで切り盛りする予定だったので、人見知りで接客業をこれまで経験したことがなかった私は別の事務系などのお仕事を探そうと思っていました。でも…お店のはじまりはなんだか大変そうだから洗い物くらいならば…と最初だけと思って手伝っていたら1年、2年…気づいたらもうすぐ丸6年を迎えます(笑)。この6年は様々なことがありました。お客様と何を話したら良いか分からず、最初は自分の出身地、その日のお天気のことをお話しするのもやっとでした。それでもお客様は私の話を優しく聴いてくださって、"遠いところからようこそ"と迎えてくださいました。一度来てくださった方がもう一度来てくださった時は純粋に嬉しかったです。体調を崩してしまった時は「大丈夫ですか?」と気にかけていただいたり…コーヒーがあったから経験できたこと、出逢えた方々(お客様やスタッフの方々、コーヒーに携わる方々…)がいたこと。少しずつ自分の世界が広がっていったことがとても嬉しいです︎。コーヒーがなかったら今の生活はまるっと違っていたなぁと思います。皆さまにとってコーヒーはどんな存在ですか??

SWEETEST DAY
SWEETEST DAY
スウィーテストデイ
算用子 紬

青森ならではのアップルパイ

SWEETEST DAY
県産のりんごのアップルパイ

甘いものなら結構何でも好きな算用子です。今月はこだわりのアップルパイを紹介します。青森といえばりんご!ということで当店では県産りんごを使用した数種類のお菓子を販売していますが、特にオススメしたいのがアップルパイです。バターをたっぷり折り込んだサクサクのパイ生地の中に、生のりんごから手作りしている自家製のフィリング(パイの中身)を詰め込んでいます。りんごといっても沢山の種類がありますが、一年中おいしいアップルパイを作るためにその時期に採れた旬の品種を使ってフィリングを作っています。例えば、つがる、シナノスイート、紅玉、ジョナゴールドなど、その時期によって甘味や酸味の微妙な違いもお楽しみいただけます。ちょうど今の時期は、甘さと酸味のバランスがとてもいいサンふじで作ったアップルパイを提供しています。シンプルだからこそ素材の味を楽しめる一品です。焼きたてはもちろんですが冷めてもパイがサクサクで焼き直ししなくても美味しくいただけます。UGUISUとcafe NoMA(つがる市)ではお店で食べることもできます。またTHE AOMORI MARKETでは、週末やねぶた期間中にテイクアウトの販売もしますので是非お立ち寄りください!

NoMAさんのオシャレなお店
NoMAさんのオシャレなお店
QR code
NoMA instagram
https://www.instagram.com/cafe_noma_2022/

あおもりマーケット
あおもりマーケット
あおもりマーケット
船橋 小雪

秋田に視察研修に行ってきました!

あおもりマーケット

THE AOMORI MARKET(略して「あおま」)所属の船橋です。「あおま」では定期的に社員研修を行っていて、5月には秋田県男鹿市のクラフトサケ醸造所『稲とアガベ』を見学するため、スタッフ4人で青森市から秋田県男鹿市へ向かいました。『稲とアガベ』のお酒は田んぼから醸造まで添加物を一切使用していないんです。そして、そのお酒を作る過程で残った酒粕を原材料にマヨネーズ(商品名は「発酵マヨ」)も製造しています。残った材料まで最大限に活用し、添加物も使用しないという環境と健康への配慮が感じられました。普段当たり前のようにお店で販売している商品。その商品には、製造に関わる人たちの目に見えない想いや努力、妥協のないこだわりが詰まっているということを今回の研修で学び、これまで以上に製造者の想いや商品の魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思うようになりました。THE AOMORI MARKETでは、『稲とアガベ』のお酒や発酵マヨを取り揃えているほか、生鮮品から惣菜や焼き菓子など、たくさんの商品を取り扱っています。そのひとつひとつを素敵だと思ってもらえるようなお店づくりを目標に、青森駅ビルラビナ1階のお店で皆さんをお待ちしています!

稲とアガベ醸造所
稲とアガベ醸造所
QR code
稲とアガベ
https://inetoagave.com/

クリエイティブ事業部
クリエイティブ事業部
クリエイティブ事業部
石山 竜也

今ここに在るウェブ

クリエイティブ事業部

世間の流行りから1歩遅れる事に定評のある青森県においても、世間と平等に訪れたインターネットの波に晒されてから20余年。それでも、大きな企業が少なく一次産業の比率が多い青森県特有の産業構造もあって、ウェブサイトの普及についてはやはり1歩遅れたまま現在まで引きずっている現状がありました。ただ、結果として悪かった事ばかりではなく、ウェブサイトという錘が無かった事が幸いしてか、単純に出来る手段が限られていたおかげなのか、ウェブサイトを持たずにSNSや情報掲載サイトを積極的に使って情報を発信している事業者も多く、「古川のこのお店に行ってみたい!」と検索をかけてみても、ウェブサイトの有無に関わらず便利に情報を収集できる事が多くなりました。かといって、ウェブサイトの必要性が薄れたというわけではありません。これまでのウェブサイトは会社や事業に関する情報の集約拠点という役割を一手に担ってきましたが、これからは唯一の公式情報の発信源として情報の正確性を担保する役割を維持しながらも、AIを含む様々なウェブサービスへ情報を供給するアクセスハブとしての役割を進んで引き受け、共存していく事が今後のウェブサイトの在り方であり価値となっていくと考えられます。そんな、情報の更新性と発信性の高いウェブサイトの構築をご要望の方は、ぜひ QLOCK UP までご連絡ください。

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弊社ホームページ
https://www.qlockup.net/

各店舗へのアクセスマップ各店舗へのアクセスマップ

  • OCEAN'S DINER
  • AOMORI MARKET
  • UGUISU
各店舗へのアクセスマップ
  • COFFEEMAN Good
  • nickel
  • SWEETEST DAY

※定休日に関しては貸し切りなどの都合により、記載と異なる場合がございます。

編集後記 ー 編集:齊藤 望

今月もお手に取っていただき、誠にありがとうございます。各事業部のスタッフの人数にもよりますが、記事を書く担当が毎月変わります。今月号も、幕を下ろしたPENT HOUSE、ねぶた、ベルギービール、クラフトサケ、クラフトコーラ、社内研修、ウェブ事情と多様なトピックと情報をお届けすることができたことをとっても嬉しく思います。QLOCK UP TIMESは、弊社の飲食店やクリエイティブ事業の情報を発信するだけでなく、県内外の地域の魅力を伝える媒体でもあります。また地域の活性化に貢献したいという思いを紙面を通じて発信しています。皆さまの快適な夏、素敵な夏をお祈りしています!

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